137 千葉県 青柳さん シーカヤック LPSKS5-3P 完成&進水式   2016.6.9


 



入来院様
青柳@千葉です。

先般ご連絡しましたように、6月6日に千葉館山湾にて
「かえぼう」と命名し、無事進水いたしました。

その後、約3年間カヤックの指導をしていただいている
「PADDLE SPORTS RU-」の高橋コーチと一緒に
海上公式試運転を実施しました。
それまで乗り慣れていた初心者用の艇に比べて船幅が
小さいため、最初は艇の安定を取るために腰と太腿の
筋肉がパンパンになりました。体幹の重要性を痛感。

船速の計測(マイルポスト)はしませんでしたが、スピードは
出ますね。スピードの速い分、船首方位の維持にこれまで
以上に注意を払う必要があります。

上級者用のカヤックに近い性能を持っていることがよく分かりました。

なお、帰港時、やっと船の挙動に慣れたと思った瞬間、沈してしまいました。
海に飛び込むには、季節的に少し早かったです。

追伸:
本艇を走らせてみて、使い易いように改造した方がよいと
思われるところもあります。これから、少しずつ手を加えて
行きたいと存じます。



青柳さん 完成&進水式おめでとうございます。

カラーリングがなかなか素敵です。

船足が速いでしょう!
この艇は上級者向けに計画したもので静止時の1次安定性は
あまり良くありませんが動き出してからの2次安定性はいいはずです。
細身の艇ですの乗りなれれば1ストロークで結構進みますので
腕に負担がかかりません。
この艇のタンデムコックピットタイプも細いですのでさらにスピードが出ます。

シート周りを発泡スチロールなどを利用してしっかり腰がホールドされるように
工夫してみてください。
それと若干ですが風見鳥現象が出ますのでスケグとして長さ100mm高さ15mm
程度のプラスチックかアルミのアングルを2枚あわせてT型にしたものを
スターンのハッチの下コックピットよりのセンターにとりつけてみてください。
直進性が驚くほど良くなります。

スケグは大きすぎたりスターンの後部に寄せすぎると旋回しにくくなります。

いい指導員の方がいらっしゃるようですので技術を磨いてください。



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